「たいせつ」に出会えたらいいね、らくようで。

給食室から

「夏野菜を栽培しています」

おおきくなあれ(3歳児)

例年5月の連休明け頃より、3歳児クラスから5歳児クラスで、ミニトマトやきゅうりにオクラなどの夏野菜を栽培しています。

お水どうぞ(1歳児)

今年は1歳児クラスと2歳児クラスの子ども達も、保育者と一緒に苗を植え、水やりをして、成長を観察しています。日に日にぐんぐん伸びていく葉っぱに「あっ、あっ」と指を指して変化に気づき、保育者に教えてくれたり、実ができてくると「ここ(ある)」「これ? ちっちゃい」「まだ食べれへんなぁ」などと、友だちと顔を見合わせながら、懸命に言葉や身振り手振りで表現する姿に、思わず保育者の顔がほころびます。

オクラできた(4歳児)

幼児クラスでは毎日水やりをしながら、春先に植えた苗がどんどん育ち、葉が広がっていく様子を見て、「花が咲いた」「小さなトマトある。赤ちゃんトマトや」「キュウリはとげとげいっぱい」などと気づいたことを言葉にし、喜びあっています。

キュウリってどんなにおい?(5歳児)

各クラスで収穫した夏野菜を囲んでみんなで食べるひとときは、特別うれしい時間です。採れたて新鮮で愛情あふれる野菜は格別おいしく、もっともっととたくさん食べてにこにこ顔があふれます。中には野菜を口にするのが苦手な子もいますが、ペロリとなめてみたり、中にはかじってみたりする子もいます。そして、案外好みの味だったことに気づき、以後、その食材を食べられるようになることもあるのです。

栽培を通して、子どもたちのたくさんの気づきや食に対する気持ちの変化に、新たな発見をしたり、成長を喜べたり、保育者も共に感動が得られる取り組みです。