「たいせつ」に出会えたらいいね、らくようで。

園のお便り

あたらしい生活のはじまり

桜の開花とともに新しい生活が始まりました。保育園や小学校に入ったり、ひとつ大きな組になることは、子どもにとって大きな環境の変化です。きっと、喜びや期待と同時に不安も大きいことでしょう。そんな子どもの生活を支えるには、どのようなことに注意すればよいのか、あらためて見直してみましょう。

1.『生活リズムを整える』
学校や園での生活にはそれぞれの流れがあります。このサイクルが家庭の生活のサイクルにあっていないと、子どもがうまく適応できず、ストレスとなって様々な形で表れてきます。できるだけ毎日、同じリズムで生活できるようにこころがけてあげて下さい。
2.『特に朝は気持ちよく』
「起床は始業の2時間前に」といわれています。脳が目覚め、しっかりと働くために必要な時間だそうです。起きてから家を出るまでに叱られたり、嫌な気持ちにさせてしまうと、その日一日が嫌な日になってしまいます。ガミガミ言ったり「早くはやく」とせかしたりしないで、さわやかな一日のスタートをしましょう。
3.『しっかり食べてスッキリ出して』
朝食はしっかり食べましょう。そして、排泄も大事な朝の仕事。デリケートな腸の働きは時間をあせっていたり環境が変われば思うようにいかないこともしばしば。安心できる家庭ですっきりさせてから、気持ちよく保育園や学校に向かいたいものです。
4.『帰ってきたら、まず“にっこり・ギュッ"』
一日を終えて子どもが親のもとへ帰ってきたら、まず笑顔で迎えてあげてください。「今日はちゃんとしていた?」「かしこかった?」などと矢継ぎ早に聞く前に、ギュッと抱きしめたり手をつないだりと、スキンシップで心を通わせて下さい。お母さんやお父さんが仕事で疲れているように、子どもは子どもなりに疲れています。言葉で表現しなくても、スキンシップはなによりの慰労、愛情表現です。
5.『親子のふれあいは量より質』
保育園に通っている子どもは親と離れて過す時間が長く、「どのようにふれあいを持てばいいのかわからない」と悩まれるお母さんやお父さんは少なくありません。でも、心配ご無用。時間の長さではなく、短い時間でもギュッと凝縮されたふれあいを持って下さい。わざわざ“あそび"を用意しなくても、生活の中で共に過す時間は結構あります。
6.『食事の時間』
食事の時間はTVを消しましょう。そして、できるだけ親子一緒に食事してください。楽しい話題をこころがけ、体の栄養とともに心の栄養もとってください。これが本当の意味での“食育"だと思います。
7.『本読み』
お風呂に入り明日の用意も終えて、さあ寝る時間です。この時間には是非親子の本読みを。保育園に来ている子どもは0歳児でも絵本が大好き。大人に読んでもらうことが嬉しいのです。保育者との関係でもそうなのですから、大好きなお母さんやお父さんならなおさらですよね。寝る前の本読みは是非がんばって実行してください。
小学生になったら、もう本読みは卒業? いえいえ、どうか3年生ぐらいまでは読み聞かせを続けてあげてください。本の内容は徐々に変わっていくでしょうけれど、変わらないのが親子の愛の深さです。がんばりましょう。
8.『新生活に慣れてきたら』
新生活がスタートしてしばらくは、親も子もそれなりに緊張しはりきっていますが、2週間から3週間ぐらいすると少し慣れ、ふっと気持ちもゆるんできます。その頃、子どもにも変化が表れることがよくありますので、気をつけて見てあげて下さい。「アレ? 少し変だぞ」と思うようなことがあれば、ちょっとペースをゆるめて“ユッタリ"を増やして下さい。決めたことを四角四面に守るだけでなく、時々は脱線してもいいでしょう。でも、くずれっぱなしにしないで、また元に戻す努力を忘れずに。